医療法人社団 形成会 酒井形成外科 / 美容外科・美容皮膚科・形成外科 / 東京都豊島区 / JR大塚駅から徒歩1分
美容外科/美容皮膚科の診察予約

下眼瞼のしわ、弛み取り

グラマラスラインとは

下瞼のしわの部位名
白人系民族に多いのグラマラスライン

白人系民族(コーカシアン民族)は日本人より目が大きくパッチリした感じに見えます。
その理由は蒙古系民族に比べると眼球そのものが大きいことやしっかりした二重まぶたであることもありますが、下眼瞼のグラマラスラインも理由の一つかもしれません。このグラマラスラインとは、下眼瞼が下方に弧を描くような形態を指し、いわゆる「垂れ目系」なフィーリングを醸し出します。

下眼瞼が下方に牽引されれば、黒目(ひとみ)の露出が増えるため目が大きく感じられるとされています。

しかし、下眼瞼が下方に牽引され過ぎれば、いわゆる「三白眼」や「あかんべー顔」(シルベスター・スタローン顔)になります。


グラマラスライン形成の概要

人は老化とともに下眼瞼が垂れ込むようになります。老人になると、下眼瞼ではいわゆる「あかんべー変形」をおこし、眼瞼結膜が露出している方もいます。

上下の眼瞼縁が正常に保たれるには、上方では挙筋腱膜、下方ではLER(Lower eyelid retractors)、目頭側では内眼角靱帯、外側では外眼角靱帯がしっかり機能している必要があります。
ここで、LERに対し若干下方への牽引力を高めると、下眼瞼縁は弧を描くように下へ移動します。これにより、目つきが垂れた感じでやさしが出るとももに、黒目が大きく見えるといわれています。

グラマラスライン形成手術は、下眼瞼縁のきわに切開を行い、LER(Lower eyelid retractors)を短縮し、これに伴う眼瞼縁の皮膚を少量切除します。

グラマラスライン形成の実際

手術のポイント

  • LER(lower eyelid retractors)を糸でタッキングする際、糸を瞼板とLERに止めた直後に患者さまに開口を促し、アカンベー変形が起きていないことを確かめる。

デザイン

下眼瞼おいて、下方に牽引される希望の場所の中心を決め、そこから必要最低限の下眼瞼皮膚の切除をデザインします。
皮下剥離はいたしませんが、LER(Lower eyelid retractors)の縫縮のため、若干眼輪筋下を剥離する事を考慮します。

グラマラスライン形成でのデザイン
グラマラスライン形成でのデザイン

切開

グラマラスライン形成での切開の様子切開の様子

下まつげの生え際に切開をいれます。睫毛の毛根を傷つけないよう注意します。


眼輪筋下を剥離、LERを確認する眼輪筋下を剥離、LERを確認する。

眼輪筋下を剥離し、LER(lower eyelid retractors)を確認します。
続いてLERを適量タッキングし瞼板に逢着します。
場合によっては、眼瞼結膜ごと切除することもあります。


LERが現状の状態
LERが現状の状態
LERを下方に牽引し、グラマラスラインを表現した状態
LERを下方に牽引し、グラマラスラインを表現した状態

LERを縫縮SIグラマラスラインを作る

LERを縫縮SIグラマラスラインを作る縫合の様子1
LERを縫縮していきます
LERを縫縮SIグラマラスラインを作る縫合の様子2
LERを縫縮していく様子

LERを縫縮SIグラマラスラインを作る縫合の様子3
LERを適量タッキングし瞼板に逢着

眼瞼皮膚の少量切除と縫合

下眼瞼皮膚をわずかに適量切除し、下眼瞼に微妙な弧を描くようにして縫合をします。

下眼瞼を適量切除します
下眼瞼を適量切除します
下眼瞼に微妙な弧を描くように縫合していきます
下眼瞼に微妙な弧を描くように縫合していきます


縫合後の状態

グラマラスライン形成手術の時間と術後経過

グラマラスライン形成での手術時間は、両側で2時間程度です。
術後1週間で抜糸をします。2週間程度腫れが強く出たあと徐々に落ち着きます。内出血色は2週間程度で吸収されます。
術後1週間は、下眼瞼部にテーピングを行うようにします。術後次の日から洗髪洗顔が可能です。
傷跡は、おおよそ3ヶ月で目立たなくなります。

グラマラスライン形成のアフターフォロー

術後1時間ほどお休みになった後ご帰宅できます。
術後1週間程度テーピングが必要です。 術後1週間で抜糸をおこないますが、その後はお化粧等可能になります。 術後2〜4週間、術後2〜4ヶ月、術後1年に術後チェックを行います。
術後2ヶ月程度は切開瘢痕がやや目立つことがあります。
術後6ヶ月程度で ほぼ完全に落ち着きますが、それまではお化粧でカモフラージュできます。

グラマラスライン形成の欠点

加齢とともにアカンベー変形が起きやすくなることです。

グラマラスライン形成に反対する形成外科医師の意見とは・・

加齢とともに下眼瞼は垂れ込む傾向にあります。 アジア人では少ないのですが、白人腫では老人になると多かれ少なかれ垂れ目が著しくなり、下眼瞼が下方に牽引され過ぎて、眼瞼粘膜が見えてしまう場合(アカンベー変形)もあるようです。 このように加齢とともに、垂れ目系になっていくのは誰でもほぼ同じ道をたどるため、グラマラスラインを形成すると、この変形の危険性が増すのではないかという意見があります。

そもそも白人の老人に下眼瞼の外反がよくおこるのは、白人がもともとグラマラスラインが強調されている目つきだからだという意見もあるわけです。確かに、シルベスタ・スタローンという有名な俳優は若い時から、かなりはっきりしたグラマラスラインがありましたよね。

将来、患者様に変な変形の危険性のある手術は医師として推薦すべきでないという保守的な意見もそれはそれで一理ありと言えるわけです。

しかし、グラマラスライン形成後、加齢により下眼瞼の変形(アカンベー変形) がおこったとしたら、その際に眼瞼外反修正手術をすれば、一応問題は解決できるとも考えられます。

グラマラスラインの手術費用

項目 金額
(消費税別)
グラマラスライン形成 30万円
酒井形成外科の美容外科・美容皮膚科のご予約はこちらから